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埼玉県のナンバープレートっていくつある?
埼玉県にはナンバープレートの地名が7つあります。1975年に埼玉が大宮に変更され、以降は県名である埼玉が存在しません。
また、県庁所在地である浦和も付かれておらず、「大宮」、「所沢」、「春日部」、「熊谷」の4つが設定されました。2006年には「川越」、2014年に「川口」、「越谷」が追加され、2021年現在は7つ存在しています。
県内で一番かっこいいナンバーは?
県内で一番かっこいいナンバーは『大宮』です。とても人気があり、大宮はさいたま市をカバーしているため、埼玉県を代表するナンバーでもあります。
また、左右対称ですし、大きい宮との表記も人気の1つと言われています。埼玉運輸支局が管轄しているさいたま市や上尾市、蕨市、戸田市などが対象です。
大宮はほかの都市に比べラグジュアリーカーやスーパーカーを所有している方が多く、雑誌やテレビで頻繁に紹介されるため、一部からはあこがれの的となっています。東京で例えると品川のようなものです。
川口も埼玉運輸支局の管轄ですが、対象は川口市のみとなります。大宮から外れた理由は地元への愛着や、県外に川口市をアピールするために作られました。
川越市も所沢ナンバーだった?
所沢は所沢市や飯能市、狭山市、入間市、朝霞市などの所沢自動車検査登録事務所の管轄内が対象で、2006年までは川越市も所沢ナンバーでした。
ちなみに所沢は大宮に次いで人気があります。川越も所沢同様に所沢自動車検査登録事務所が管轄している地域を対象にしていますが、川越市や坂戸市、鶴ヶ島市、入間郡が川越です。
2006年以前に登録された所沢ナンバーは引き続き所沢のまま使用できますが、新規登録したり構造変更して番号が変更になったりする場合は、強制的に川越へと変更されます。
「熊谷」は県北部全域をカバーしている
熊谷は熊谷市、行田市、秩父市、加須市などの熊谷自動車検査登録事務所が管轄の地域が対象です。
かっこいいと言われることはあまりありませんが、古くから親しまれているため悪く言われることもほとんどありません。熊谷は県北部全域をカバーしていることが特徴です。
春日部と越谷はともに春日部自動車検査登録事務所で、春日部は春日部市、草加市、久喜市、八潮市などですが、越谷は越谷市のみです。
越谷市は川口市と同じく市内のみが対象となり、作られた理由も県外アピールや愛着など同じになります。
越谷は発表当時、否定的な声が多かった過去がありますが、現在は発行件数が少ないことも相まって、レア度が増し好意的に受け止められるまでになりました。
地名の横の数字って?意味あるの?
地名表示の右側には数字が3桁あります。3桁のうち一番左側の数字は車の区分を表しており、ボディサイズや使用用途により割り当てが決められているのです。
一般的なファミリーカーやスポーツカーなどは3桁の先頭が5と3になっており、それぞれ定義が異なります。
先頭が5の場合、排気量が2000cc以下で全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2m以下です。3の場合は排気量が2000cc以上で全長が4.7m、全幅が1.7m、全高2mを超えた場合が対象になります。
ラグジュアリーカーやスーパーカー、定員8人以下の大型ミニバンや高級SUVなどは、商用や貨物用を除いてすべて先頭の番号が3です。
大宮ナンバーに3桁の先頭が3はかっこいい
先頭が3の車は排気量やサイズから価格だけでなくガソリン代や保険料も高く、ある程度の収入がなければ維持できません。
そのため、人気のある大宮ナンバーに3桁の先頭が3はかっこいいと評判です。大宮に変更したい場合は、登録地を大宮管轄内にする必要があります。
ただし、現在住んでいる地域から登録地を変更する場合、どこに止めるかの証明(車庫証明)が必要です。
証明した場所に止めるのであれば現在の地域から変更しても問題ありませんが、そうでない場合は書類を偽造したことで罰金を科せられるので注意しましょう。