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西川口の歴史




埼玉県の西川口は川口市にある町で、人口は16,597人(2018年3月1日のデータ)です。
ちなみに現在の西川口は1丁目から6丁目まである町となっていますが、元禄の時代には西川口地区と隣の横曽根村は、蕨宿での労働力である地域に指定され、多くの人が農民として動員されていました。中でも和宮皇女が中山道を通った際には、特に多くの人が動員されたといわれています。
キーポイント「川口オートレース場」
このような歴史を経ていますが、1932年に京浜東北線が開通し1954年に西川口駅が誕生しました。この地域は鋳物産業の町としても知られ、戦前も戦後も工場で働く人々の往来が盛んでした。駅が誕生するとその周辺は労働者の歓楽街として、飲食店や風俗店などが建ち並ぶようになり、警察の摘発も多く入る地域となったのです。また、川口オートレース場のバス乗り場とでもあったことから工場の労働者をはじめとする男性たちがたくさん存在することとなりました。
「風俗街」というイメージしかなかった!
性風俗店に関しては警察が摘発をしたため減少していったのですが、その代わり空店舗には中華料理店が入るようになり、中華街のようなカラーのある街となり、さらに営業許可を得て風呂屋を経営している地域でも以前の駅前のような名残を残してはいますが、客引きの声は勝つ手よりも少なくなっています。
外国人の溜まり場的な街になった!?
このような経緯があり、この地域には中国人をはじめ韓国人や東アジアの人々が食材や飲食店などの店を営業していて、日本でありながら中国や東アジアのような雰囲気を醸し出しています。中国語が書かれた看板が軒を連ね夜になるとカラフルなネオン街となり、不法投棄も多く近辺は路上にもゴミがあふれかえっているような風景で警告の張り紙も多く見られ、治安悪い印象が拭えない地域となっているのです。
喧嘩も多い街!?
またネオン街であることや不法投棄やごみの散乱だけでなく、喧嘩も良くあります。外国人や飲みに来る人、オートレース場に行き来する人だけでなく若い人が良く利用する店舗もあるため、酔っ払いやナンパなどでのトラブルが良く発生します。
風俗店は摘発されて減少したとはいえ、まだ営業している店舗も多くキャッチセールスもまだ行われています。いまだに風俗店の数はスーパーやコンビニの数よりも多く、150件近くあるといわれているのです。
さらに繁華街の路上に置かれている自転車も、きちんと並べられているのではなく散乱している状態です。見かけが悪いうえ歩くのも大変で、そのうえ自転車の盗難も相次いで起こるという有様です。
女性が夜に1人で歩くのは危険な街!
工場が多く工場からの騒音や労働者の往来とオートレースを利用する人で、日中でも静かではありません。そして夜にはネオンが輝く中華街や飲み屋、風俗店などがあるので、現在でも治安悪い状態が続いていて女性が夜に1人歩くのは大変危険なのです。
このような地域なので、地価や家賃が比較的安くて経済的には住みやすいのですが、環境が良くないということがあり、西川口は住みたくない街とされています、特にファミリー層の人たちは住むなといわれるほど、子どもが住むのには環境が良くないところです。
東口の駅から遠く離れたエリアならまだ住みやすい!?
ただ治安が悪いのは駅周辺のことで、駅から離れ済生会通りよりも南側になるとそれほど悪いわけではありません。だからどうしても西川口に住まなければいけないというなら、東口の駅から離れたところを探すのが良いです。
またネオン街が好きでオートレースなどにも興味のある男性なら、家賃も安くて遊ぶところが多いので、駅近くで住んでも良いのではないかという口コミもあります。実際に私(男性)は一度、西川口に住んだ事がありますが都内に出る際に電車の乗り継ぎが便利で駅周辺に買い物するお店があり西口にはドンキホーテがあるので便利でした。(治安の問題はもちろんありましたが。笑)
このように西川口駅周辺(特に西口)には風俗店や飲み屋、中国人が経営する中華料理店が多く酔っ払いも多いので、その付近に女性や家族で住むには治安が悪くて適していないから「住むな」といわれている地域なのです。