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人気の街「越谷市」に住みたい人・住みたくない人




埼玉県の南東部に位置する人口約34万人の越谷市は、観光スポットが多く、住む場所としても人気があります。
しかし、人気の街にも欠点はありますし、誰もが住みたいと感じるとは限らないのも事実です。
越谷市に住みたくない理由があるとしたら、それは生活にほぼ車が必要で、少し遠くまで足を伸ばそうとすると車がなければ不便なことです。
意外と知らない!税金が高い問題!
また、税金が高めで負担が大きく、物価は食品については安い方ですが、家具家電などは高めの傾向です。
特定のものが高い理由としては、競争力のあるお店の数が限られていて、価格競争があまり盛んではないことが挙げられます。
住みたくないと感じるほどかどうかは人それぞれですが、大きい買い物をしようとすると高く感じるのはデメリットでしょう。
都心部に出向けば、大型店があるので比較的安く商品を買えますが、そこでも車がないと不便な現実に直面します。
勿論、公共交通機関はそれなりに充実していますから、運転ができなくても生活が不可能ではないです。
実は「埋立地」で地盤がぐにゃぐにゃ?
表面的には分かりにくいですが、実は越谷市には埋め立てた上に建物が建てられている場所が多くあります。
中でもレイクタウンは代表的な埋め立て地で、地震災害発生時の被害が懸念されています。
当然ながら新しい建物は地震対策が行われているはずですが、それでも地盤の弱さはどうにもならないわけです。
越谷市に抵抗感がない人でも、埋め立て地だけはお断り、そういう意味で住みたくないと感じる人達が存在します。
賃貸なら良いけど家の購入はやめておけ!
生まれも育ちも越谷市という人であれば、このような土地を選ぶことはまずないでしょう。
その為、埋め立て地周辺の土地や建物は、市外に住む人向けに開発したり販売や情報発信が行われています。
情報収集が足りていないと、建物ばかりに目が向いてしまい、肝心の地盤に関する事情は知らないままです。
そこで安易に購入や移住を決めてしまえば、ここに住みたくないという人がいる理由を後から知ることになります。
賃貸ならまだ引越しの手段がありますが、購入だと手放そうとしても買い手がつきにくいので、そこがリスクに変わります。
いずれにしても、人気の街にも誰もが住みたくないと思う場所はあって、それには理由が存在しているはずです。
地盤が弱いというのは納得の理由ですし、災害で被害が拡大するリスクのある場所なら、忌避されても仕方はないでしょう。
特に、地震大国の日本では将来的に大きな地震が懸念されるので、これから住む場所にこういう地盤のある土地を選びにくいのは当然です。
人口増の影響で治安は悪化するばかり
一方では、市内でも場所によって治安の良し悪しのばらつきが大きく、ガラの悪い人が集まるエリアも少なくないことが、一部に不人気な理由の1つとなっています。
年々人口が増えているのは確かなので、極端に治安が悪いということはないでしょうが、住む人が増えればそれだけ治安も悪化するものです。
公共交通機関の充実も裏を返せば立ち寄る人が多くなることを意味するので、仮にもし人口が増えていないとしても、駅周辺の治安はあまり良いものではないでしょう。
昼間の時間帯はともかく、夕方以降の飲食店街や人通りの少ない場所は、トラブルに巻き込まれやすいので注意が必要です。
アウトドア派にとっては魅力に欠ける街かも
東京23区内の企業に勤務している人達には、ベッドタウンとして中途半端なことも住みたくないという気持ちにさせています。
位置的に微妙で時間短縮は難しく、混雑していると通勤時間がかなり延びてしまう欠点があります。
人が多いので混雑しやすく、公共交通機関そのものの移動は便利ですが、駅構内の移動は大変です。
それと越谷市は海のない街で、海水浴をしようと思えば片道で約2時間の移動が必要になります。
商業施設とその周辺や神社仏閣など魅力的な観光スポットはありますが、アウトドア派にとっては魅力に欠けるので、人気でも住むほどの街ではないと結論づけられます。