水害が多い春日部市!?過去に水害にあったエリアをまとめました!

春日部市は水害が多い都市なの!?

サイ・タマミ
埼玉に来た時、春日部で家を借りようとしたんだけど・・・
サイタマニア
どうしたメーン?
サイ・タマミ
水害が多い地域って聞いたんだYO!
サイタマニア
なるほどメーン。確かにそういう事実はあるぜメーン。もっと詳しく話すぜメーン。

古利根川や中川、倉松川に江戸川とも近い春日部市は、古くから水害が多い地域とされていて、度々氾濫や浸水被害が発生しています。

1910年の水害が記録された貴重な資料には、当時の幸松村で現在の幸松地区の被害の様子が記されます。

記録によると杉戸町と幸松小学校付近の堤防が決壊に至り、古利根川の水が溢れ出し、幸松村の一部を除いて全部泥海化したことが分かります。
死傷者数こそ1名に留まりますが、倒壊流失や浸水に至った住宅は550戸以上にもなります。

つまり、古利根川が氾濫するほど水が増えたり勢いを増すと、堤防が決壊して幸松地区エリアが水害に遭う恐れがあることが理解できます。

勿論、100年以上前の記録をそのまま現代には当てはめられませんし、対策は進んでいるので、当時と比べて被害が抑えられる可能性は十分にあるでしょう。

浸水被害が発生するエリア!


それでも、現代の技術でも完全に被害を食い止めるのは難しく、ひと度氾濫が起これば浸水被害が発生することは十分に考えられます。

1947年に発生したキャスリン台風は、太平洋上のマリアナ諸島東方で発生した後に、勢力が拡大して春日部市を含めた埼玉、関東地方へと向かいました。
進路の予測は房総半島に上陸して、そのまま1日ほど周辺に影響を与えながら留まるというものです。

進路から河川の増水や堤防決壊、低地の浸水が予測された為に、これらの水害に関する注意報が発表されました。

利根川の水位が9m以上にも!?

ところが、実際には房総半島沖を通り過ぎ、刺激を受けて活発化した本州南沖の前線と共に雨の降る強さが増しています。

集中的に降り出した雨は過去の記録を更新するもので、埼玉県南頭部は比較的少なめでしたが、秩父町では520mmもの雨量を記録しました。

雨の影響を強く受けたのは利根川と荒川で、利根川の水位は早い段階で4mを超え、翌日には9m以上に達したほどです。

春日部市にも濁流が流れ込んだ!


水位が記録された10分後には加須市の堤防が決壊、40mにも及ぶ決壊の被害により、東や原道、元和村といったエリアが水没しています。

水の勢いは留まるところを知らず、久喜や杉戸を通過して春日部に到達、更に南下して被害を拡大しました。
中川を沿って幸手町や富多、現在の春日部市がある南桜井村と、幸松村にも濁流が流れ込みました。

春日部町があった場所では、古利根川を下り隼人堀川の堤防を破壊、増水は続き1時間に10cmずつ水位が上がりました。
幸松村では樋籠地区が氾濫で被害に遭い、下流に位置する豊野村は全域が水浸しで浸水以上の被害を出しています。

武里村や豊春村でもこれらに次ぐ被害が発生したので、改めて春日部市の水害リスクはエリア全域にわたって高いといえるでしょう。

春日部市のハザードマップは要チェック!


最新の春日部市のハザードマップでも、幸松地区の浸水ランクは高く評価されており、利根川が氾濫すると建物の1階部分が浸水する予測となっています。
庄和地区も同様の予測で、北部は広範囲に同等の被害が及ぶと予想されます。

春日部市の中で最も水害のリスクが高いエリア

一方、江戸川が氾濫した場合は幸松地区に被害が集中する傾向で、庄和地区の被害は相対的に小さくなります。

中川や綾瀬川、元荒川が氾濫しても被害の範囲は狭く、豊野地区や庄和地区に被害を出して収まるはずです。

しかし、荒川の氾濫は幸松地区に被害が集まるので、春日部市において最も水害のリスクが高いエリアはやはり、過去に幸松村時代にも被害に遭っている幸松地区だといえます。

春日部市に住むこともないかも?

川に近いエリアが多く、氾濫の影響を受けやすいエリアが少なくない市ですから、リスクは昔も今も変わらずに高いです。

堤防を強化するにも予算や技術的な限界があるので、全てを堤防頼りにするのは駄目でしょう。

むしろ、過去の記録に目を通して同じことが起こり得ると想定しながら現実的な対策をしたり、避難経路の確認や避難訓練に取り組むのが賢明です。

このようなリスクがあることを承知でこのエリアに住むかは自由ですが心配だという人はわざわざ春日部市に住むこともないかもしれませんね。

正直言って、埼玉県にはもっと住みやすい良いエリアがありますからねー。参考にしてみてください。