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休日に子供を連れて遊べる「所沢航空記念公園」
東京都内から電車で15分ほどで到着する距離にある所沢は、落ち着いた雰囲気の住宅地が広がる東京のベッドタウンともなっているエリアです。
東京からのアクセスも良い場所にありながらも、ちょっとした自然に触れられる場所がいくつもあるという特徴があります。
そのため、休日に子供を連れて自然豊かな場所に出かけてザリガニ釣りをする、といったことが出来る環境も残っています。そのような場所の1つが「所沢航空記念公園」です。
「所沢航空記念公園」の魅力!
所沢航空記念公園は、蔵野台地のほぼ中央に位置している所沢市にある、面積約50ヘクタールほどの公園です。園内には人工芝が敷かれた運動場やテニスコート、野球場なども整備されているほか、野外ステージや日本庭園などもあります。この公園でザリガニ釣りができるということは、あまり知られていないかも知れません。
どちらかというと、航空発祥記念館があることのほうで有名な公園であるといえます。そもそもこのあたりは日本で初めて飛行場が建設された土地で、所沢陸軍飛行場があったところです。戦後、この飛行場は在日米軍の通信基地となりましたが、現在7割が市に返還され航空記念公園に整備されています。
子供向けの遊び場「子ども広場」
この公園には、運動場や記念館などもありますが、「子ども広場」という子供向けの遊び場があります。ちょっとした売店があるほか遊具などもありますが、それに加えて「むさしの川」という水遊び場もあるのが特徴です。整備された人工の川で、いつでも水が流れているというわけではなく冬には水が止まります。
しかし下流には池があり、その当たりの場所は年間を通して湿っているため、様々な生き物がいます。そこではザリガニ釣りをすることも可能です。むさしの川や池は、公園の中央にある放送塔よりも奥、航空公園駅からは最も離れたエリアに位置しています。
東駐車場や南駐車場からは比較的訪れやすいところにあるので、車を利用して訪れる際にはこれらの駐車場を利用するとアクセスが良いでしょう。徒歩や自転車の場合には国道463側の入り口や、県道さいたまふじみ野所沢線側の入り口を利用するとスムーズです。
「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」通称「いきふれ」
所沢市には「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」というザリガニが生息している池があるスポットもあります。
ここは「いきふれ」との略称でも呼ばれる、トトロのふるさと基金が管理をおこなっている施設です。
良く知られている話ですが、この辺りの地域といえば、市内在住の宮崎駿監督の映画作品「となりのトトロ」の舞台になった狭山丘陵がある場所でもあります。そのような環境に作られているこの施設は、狭山丘陵に広がる身近な自然を生かした造りとなっているのが特徴です。自然の大切さや、人との関りを考えるための施設として作られました。5か所の自然観察スポットがあり、園内を散策しながら自然に触れ合えるようになっています。
「いきもの湿地」というエリア
複雑な地形がある狭山丘陵には3500ヘクタールの面積があり、そのエリア内には雑木林や谷戸、湿地などいろいろな環境があるのが特徴です。実は多くの種類の植物や昆虫、鳥類が生息している地域でもあります。
そのような狭山丘陵にある「いきふれ」は、約48.5ヘクタールの面積があり、5種類のエリアにはそれぞれ違ったテーマがあり、その1つが「いきもの湿地」というエリアです。ここにはザリガニがいますが、動植物を持ち帰ることができない決まりになっているので釣ることはできません。
しかし生息している様子を観察することは出来るというところになっています。すぐ近い東村山市には、おなじ狭山丘陵に位置する北山公園があります。ここには池や湿地があり、ザリガニ釣りをする親子も多く見かける公園です。
というわけで所沢市には子供と一緒にザリガニ釣りが出来て遊べるスポットがたくさんあるという事です。もしよかったら行ってみてくださいね。